2026年7月15日,ヘリコプター搭載型の6,000トン型巡視船(PLH-46)が三菱重工下関造船所江浦工場で進水し“やしま”と命名された。 全長134メートル,全幅15.8メートルで速力は25ノット以上,2027年度中の就役を予定している。遠隔放水銃や停船命令装置などを装備し,離島や遠方海域での海上保安業務に従事する。 船名は古事記などで日本の国名として記述されている「やしま(八州)の国」を由来としている(『世界の艦船2026年10月号』141頁参照)。(海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
政府は海上保安庁の瀬口良夫長官が退任し,後任に宮沢康一・国土交通省航空局長をあてるなどの国交省人事を承認した。2026年8月7日付けで発令する。宮澤氏は海保では2019年に総務部長,24年から1年間は次長を務めている。(海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
2026年6月30日と7月1日,日本の排他的経済水域(EEZ)内にいた測量船拓洋(HL-02)と光洋(HL-12)が中国の海洋調査船に相次いで,無線で海洋調査の中止と退去要求を受けた。中国船からの中止要求は2012年2月の“昭洋”以来14年ぶり。(海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
2026年5月30日,金毘羅宮(香川県琴平町)の境内にある掃海殉職者慰霊碑前で,75回目の掃海殉職者追悼式が行なわれ,海上保安大学校の澤井幸保校長と高松海上保安部(第6管区)の冨田英利部長が参列した。 第2次大戦終了後,日本周辺海域には6万7,000個あまりの機雷が残されており,発足間もない海上保安庁が掃海作業にあたった後,海上自衛隊に引き継がれた。顕彰碑には79人の名が刻まれているが,そのうち10人が海保の殉職者慰霊碑にも刻銘されていることも確認されている。(海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
3月10日,沖縄南方で,海上自衛隊は海上保安庁と共同訓練を実施した。参加部隊は海自が護衛艦“いかづち”,海保が巡視船2隻。訓練項目は情報共有訓練等。 (写真:海上保安庁)
4月1日,海上保安庁の春の定期人事異動で,特修科出身の林一馬・第11管区次長が第4管区本部長に就任した。昨年の松浦あずさ海上保安学校長に続き,特修科出身者からの一等海上保安監(甲)への登用となる。 また15日人事では特修科出身者としては第11管区次長に下矢浩介・本庁装備技術部管理課長,舞鶴海上保安部長(第8管区)に大井良司・本庁交通部安全対策課長,東京湾海上交通センター所長(第3管区)に西雄二・本庁交通部整備課長が起用された。 女性職員では横浜海上保安部長(第3管区)に中林久子・名古屋海上保安部長(第4管区),本庁総務部政策評価広報室長に灘波陽子・海上保安試験研究センター所長,第1管区本部総務部長に蓮見由絵・同本部交通部長,第6管区本部情報管理官に大久保朋美・海上保安学校教官が就任した。 (海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
海上保安庁は4月15日,5月12日の「海上保安の日」を知ってもらおうとロゴマークを作成した。「海上保安の日」は1948年5月1日に海保が発足し,5月12日に大久保武雄初代長官に初めて本庁庁舎屋上によって庁旗が掲げられたことを記念して,この日を「開庁記念日」と定めた。2000年からは「海上保安の日」と名称を改め,表彰式や殉職者追悼式など,さまざまな行事が行なわれている。(海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持) (写真:海上保安庁)
3月27日,海上保安庁は無操縦者航空機(シーガーディアン)を北九州航空基地に新たに2機増強(購入)し,5機体制での運用を開始した。 シーガーディアンは全長11.7メートル,全幅24メートル,24時間以上の航続が可能で 海保では2022年10月からシーガーディアンの運用を開始し,23年5月からは3機に増強して24時間365日の海洋監視体制を構築していた。 5機に増強されたことで複数の海域で海難や事件,災害などが発生しても対応が容易になるという。 (海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持) (写真:GA-ASI)
4月7日,第52次ソマリア周辺海域派遣捜査隊の8人が本庁で帰朝報告を行なった。同隊は昨年10月4日から今年4月5日までの184日間にわたって海上自衛隊の護衛艦“おおなみ”に乗艦してソマリア沖・アデン湾で海上自衛官とともに海賊行為の監視・情報収集などを実施した。 隊員はほかに淺井修一郎副隊長(第7管区)と姫野晃大(本庁),小田原元気(第1管区),和田駿平(第2管区),阿部竜一(第3管区),徳永学(第6管区),大仲貴良(第11管区)の各隊員。 (海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
千葉保安部の巡視艇“はつぎく”(CL-80)が4月9日に解役された。 “はつぎく”は1996年3月に建造,“こまかぜ”の船名で大阪保安監部(第5管区)に配属された。 2007年3月に鹿児島県の志布志保安署(第10管区)に配属替えとなり“はつぎく”と船名を変え,16年3月からは千葉保安部(第3管区)で千葉港の港長業務指定船として東京湾における警備救難業務に従事していた。 千葉保安部に配属されてからの海難出動件数は313件,31隻と37人を救助し,442件の犯罪を検挙した。“はつぎく”の解役を受け,東京保安部(第3管区)の同型艇“やまぶき”(CL-136)が千葉に配属替えとなった。 (海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
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